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大体酒飲んで音楽聴いてる人です

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 2日目

去る8月11〜13日の3日間、
RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017』
に行って来ました。今回は2日目の記録。


雨の2日目

前日の夜に帰宅し、朝目覚めると・・土砂降り。。
超雨バンドのB'zがいてもそんなに降らなかったのに、レキシが「稲トラソウル」とかやるからこんな事になったんじゃないのー(怒)!
・・とは言え以前のライジングで一度ずぶ濡れになった経験から雨対策グッズの準備はバッチリ。むしろ色々使えるのがちょっと嬉しい気分で会場に向かう。BGMは昨日ダウンロードしたSCANDALのベスト(笑)

そんな感じで現地入りすると予想以上の泥沼化具合にまず驚き。結構被害は甚大で見る限り水没してるテントもチラホラ。。
大丈夫かなーって思いながらベーステントに到着すると、濡れた物はいくつかあるけどとりあえず無事。安心して朝食を🍄

さて、そんな感じで今日もライブに向かいます。。

The Cynical Store(def garage)11:30〜

本日の目当てのひとつ◎
札幌で活動してる新人バンドで年頭に発売された「ep」を聴いて激ハマり。ダークで気だるいグルーヴとスタイリッシュなセンスを併せ持つ世界観は札バンの中でも際立った存在感を放っていてライブを観る度に更に好きになっていたんだけど、結成から1年足らずでまさかのライジングに出演決定!発表を聞いた時はマジで嬉しかったし、今日のこの日をホント楽しみにしてました♪
E.S.P. - The Cynical Store - YouTube
The Cynical Store "Feel So Good" - YouTube

実際のライブ、彼らの曲の雰囲気だと朝イチってあんまり合わないんじゃないかなって思ってたんだけど雨のお陰と言うかなんと言うか薄暗く気怠い雰囲気が漂うジメッとした会場はシチュエーション的に合ってたし(笑)1曲めに「Brocken Jr.」(個人的に大好き)を持って来たのもサビで「Red rain of Berlin」ってのあるから天気に合わせたんじゃないか!?って思ってテンション上がったり(これは後でたまたまだったと本人たちに聞きました‥笑)そんな感じでライブ本編はいつも以上の気合いの入りようを感じたし、実際お客さんの反応も良くって今まで観たライブの中でも格段に楽しかった♪
秋にはまたアルバムも出るし、これから札幌以外での活躍も期待出来るバンドだと思います◎


・・シニカルのライブが終わり意気揚々とデフガレージを出ると・・そんな気持ちをあざ笑うかのように雨は本降りで周りは完全に泥沼化。。
↓その時のデフ前ライジング会場入口の様子↓

※中央に写ってるのはたまたま出会った札幌バンドあらららのタクマモトオさん

SHISHAMO(SUN STAGE)12:30〜

雨で足場も悪いので遠出する気にもならず、まあ喉も渇いていたので昨日も行ったSAPPORO THE PARFECT BEER TERRACEでパーフェクト黒ラベルを飲みつつそのままSISHAMOを鑑賞🍺

君と夏フェス、とか言ってる場合じゃない天気だけど、しっかり聴かせる歌が揃ってるのは彼女たちの強み。思ったより煽りが強めだったのは意外な感じだったけど、雨の中で初見ながらも楽しく聴けました。
良〜いこ〜とば〜かり〜じゃな〜いか〜らさ〜
・・確かに(笑)

King Gnu(PROVO)14:00〜

‪雨も小降りになり、ちょっと前に音源を聴いて気になってたKing Gnu(キング・ヌー)を観にPROVOブースへ。
前身バンドSrv.Vinciから続く都会的なセンスのミクスチャーバンド。音は洗練され過ぎずドロッとしたロック感もあって熱い印象。
今回はちっちゃなステージだったけどスケールの大きな楽曲は迫力あるし、これはデカいステージでも映えるんじゃないでしょうか。
ギターの常田さんの佇まいもかっこ良かった‬♪
King Gnu - Tokyo Rendez-Vous - YouTube

ここで毎年食べてるPROVOのグリーンカレーを♪今年も美味い😋

ライブが終わった後シニカルのメンバーさん達に出会い、今日から発売のTシャツを購入。かわいい♪
今年のライジングて唯一買ったグッズ(笑)

ちょっと小雨も続いてたしそのままテントに戻る。立地的にレッドスターの音が丸聞こえなのでネバヤンのライブの音をほぼ全編聴きながら休憩。。

ZAZEN BOYS(def garage)17:30〜

俺のロックスター向井秀徳
以下概要↓

・リハで一曲披露後「また来年」と言ってハケる
・曲が始まるごとに「MATSURI STUDIOからやって参りましたZAZEN BOYSです」
・ビッビビビ!ビビビ!
・ズボッ!ズボッ!ズボボボーーン!
・耳から飛び出る昇り竜ー!
・THIS IS 向井秀徳
※袖で笑いながら見てるイースタン吉野さん

‥言葉にすると意味が分からないのに全部カッコ良い。スゴ過ぎて笑っちゃう。そんなライブ体験。

セットリスト
1.Fender Telecaster
2.HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
3.COLD BEAT〜泥沼
4.RIFF MAN
5.Fureai
6.破裂音の朝
7.自問自答

ライブ後にふと横を向くと、先ほど会ったあらららのモトオさんとフォロワーのTAKANOさんにばったり。皆興奮冷めやらなかったけど、感想は3人とも概ね一緒
ZAZEN BOYSはただただスゴかった


久保田利伸(SUN STAGE)18:30〜

さて、すっかりお馴染みになったPARFECT BEER TERRACEにて一息入れ、B'zに続く今年第2のレジェンドに。

陽も落ちたステージに一人ずつ現れるバンドメンバー。
それぞれが鳴らす音が重なり合い、主役は不在な中でもソウルフルで巧みな演奏が産むグルーヴにじわじわと盛り上がる会場。
5分ほどが経過し、ボルテージが最高潮に達した頃、
ついに現れる久保田利伸

「パーリーピーポーーーー!!
ライジングサーーーンッナッッ!!」

そして始まる1曲目、、
LA・LA・LA・LOVE SONG!!

・・完全に勝ちに来ましたね。そこにいる全員のハートがガチッッと掴まれたのが分かりました。その瞬間が見れただけでも感無量。。

セットリスト
1.LA・LA・LA・LOVE SONG
2.Bring me up!
3.大空と大地の中で("チー様先輩"カバー)
4.Missing
5.Upside Down
6.Free Style
7.上を向いて歩こう坂本九カバー)
8.LOVE RAIN 〜恋の雨〜

正直カバー曲はいらないと思ったんだけど、若い客層に向ける意味では良かったのかなー。まあ何よりもうホントに歌唱力が凄すぎて何歌っても説得力がハンパないですね。逆に本人の歌をもっと聴きたいって思わせた意味では今回の選曲は成功かも。まんまとワンマン行きたくなっちゃったから(笑)
個人的にはMissingが聴けたので十分です。
ありがとうございました◎


この後、今回駐車券を譲ってくれたフォロワーのTAYAさんのテントにお邪魔を。余らせていたと言うビールを遠慮なくいただく(笑)
テントメンバーは全員道外の方で、好きなバンドが出るからじゃなくライジングが好きで来たと言う。道民として嬉しい♪

そして飲みながら毎年恒例の花火🎇
後半戦が始まります。


DEEP COVER -沼澤尚 & 森俊之 mix by kamiyann(PROVO)21:10〜

たまたま立ち寄ったら演っていた日本最高峰のドラマーとキーボーディストによるエレクトロファンクなライブ。
https://youtu.be/DR6unI5oNzM

流れて来る曲に合わせて演奏するって言うスタイルで凄まじいグルーヴ感。ゆらゆら楽しく踊りまくってました。デヴィッド・ボウイのFAME聴けたのも良かったなー♪

The Cynical Store(PROVO)23:00〜

シニカル、本日2回目のライブ。
時間的に観たい人たちは他にも沢山いたけど、夜の野外でのシニカルが観たくてこっちに。
いやー、朝も良かったけど個人的にこっちの方が格段に良かった。夜のPROVOブースの怪しげな雰囲気に完全にハマってました。お酒にも合う🍺
もう何度か観てるけど、今までに観たシニカルのライブではダントツの一番でした♪

NOT WONK(def garage)0:00〜

今年の本命◎
苫小牧発の3ピースロックバンド。
デビューアルバムをたまたま視聴して衝撃を受けてから何度もライブには足を運んでいたけど、まさかこんなに早くライジングサンで観れるとは思わなかった(泣)
まだまだ若くパンクがベースの音楽性でありながらも勢いに乗った曲に頼らずしっかり歌と演奏を聴かせる曲も多数持ってるのが彼らの強みであり個性。ライブも毎回セトリがガラッと変わって定番をあえて作らない姿勢が面白いし時に難解(笑)
そして彼らのライブのエネルギーって何か聴いてる自分の内側が滾ってきてどうしようもなくなると言うかロックの純粋な爆発力を感じると言うか・・何だかこんな気持ち悪いことを言いたくなるくらいに熱くなります(笑)
https://youtu.be/HjN0uKwEEGs

さて、迎えたライブ本編は・・
もう言うことないです(笑)
新旧代表曲交えた貫禄すら漂うステージングで俺の中で文句なしに今年の優勝。
Vo.加藤くんのMCからも今年No.1の名言が飛び出しました。

「北海道は僕らに任せてください」

うん、任せた(笑)

SLANG(def garage)1:00〜

さて、NOT WONK後の心地よい放心状態でdef garageを出ると一面泥沼の現実・・動く気力を削がれ、予定してなかったけどそのまま次のSLANGを観ることに。

次々と叩きつけられる激しい曲群と演奏は流石の迫力で俺もモッシュピットに飛び込みたくなるくらいかっこ良かったんだけど、、お客さんの中に一人スキンヘッドでマスクして上半身裸でタトゥーを入れた方が暴れ回っていらして・・怖すぎて後ろで大人しく鑑賞(笑)

そして迎えた終盤、

Vo.KOさん
「去年大トリのBRAHMANを観てた時にTOSHI-LOWが『ホントは北海道のバンドでここに立つべき人たちがいると思うんだ』って言ってて、その時亡くなった吉村さん(bloodthirsty butchers)が『お前は何をしてるんだ?』って俺に言った気がして、今まで断り続けてたんだけど自分からライジングに出させてくれってイースタンの吉野さんとか周りに色々頼み込んで・・今ここにいます。
ライジングのdef garageのステージ紹介の所に『ここからSUN STAGEに駆け上がるのは誰だ?!』って書いてあったんだけどさ。俺らSLANGもここから駆け上がって、いつかSUN STAGEに出ます!!」

そして始まった曲でKOさんが客席まで身体を乗り出し熱唱。一気に熱が加速する会場。

更に迎えたラスト曲では突如ステージに現れたTOSHI-LOWさんがそのまま客席にダイブし客の上から煽りまくり、最高のテンションのままライブが終了。。

・・気づいたら俺もステージの最前にいてさっきの怖いお兄さんの隣で拳を上げてました(笑)

終了後に袖に向かうKOさんの姿を見送ってたらその先には号泣しているTOSHI-LOWさんがいて、そのまま2人で強く抱き合い、そんな2人を側で細美さんが笑顔で見守ってるって光景が見えて・・何というかとても美しかったです。熱くなった気持ちが良い意味で浄化されました



さて、最高のライブを立て続けに観られてすっかり満足し、寒さも眠気もピークだった俺は・・
自分の車で仮眠し・・

起きたら朝の5時でした(笑)

まあ一応遠目でラストのくるりのアンコール『ロックンロール』も聴けたから良し◎



そんな感じで今年のライジングも無事(?)終了。雨には振られまくったけど全く気にならないくらい3日間ホントにずっと楽しかった♪来年ももちろん参加します!

読んでくれた方、ここまで長文駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
ライジング、最高です♪
是非来年あの会場でお会いしましょう(笑)!